《建てよう会》30代でこだわりの家を建てよう

《建てよう会》30代でこだわりの家を建てよう

ここに住み始めて、2ヶ月が経とうとしています。

この間、とてもいろんなことが起きていて、
たった2ヶ月しか経っていないのか、というのが実感です。

去年、Kくんと家の設計を始めた当初は、
家は建ててしまったら、
それで家に関することは終わりなのかな、
と、思っていたのですが、
予想に反して、家の話が進めば進むほど、
いろんな事が待っていて、それに関わって
新しい人間関係や世界が広がっていきました。

そして、いつの間にか、それらに追われて、
今も、濃密な時間の中にいる感じがします。





それでも、段々ここにいることが
私らしいように感じるようになってきています。

少しずつ自分の好きだと思うものを
集めてきているせいかな。

そして、なにが自分が好きなのかを
じっくり考えるようになりましたね。

時間がかかっても、多少高くても、
自分が納得するものを側に置きたい、
と思うようになりました。

と、同時に要らないものは置きたくない。
とも、思うようになりました。


それから、この家で、私が惹かれるものも
なんとく見えてきました。





これは、なんとなく日中に、自分の寝室の壁に目をやったときに、
おもしろいなあ、と思った日差しの作った模様です。




この光と影の交差も、なんとなく惹かれます。

どうやら白い壁や床に映る光の動きが美しい、
と思うようです。
余分なものがない方が、それらがよく見えるので、
飽きるまでは、たぶん、なにも壁には飾らないと思います。
それから床にも、できるだけものを置かないように…。




よく、「北欧風だね。」と言われるのですが、
本人はそんな気がまったくありません(笑)。


北欧スタイルも素敵だとは思うのですが、
私が目指しているのは、なんというのか、
純和風ではないけれど、底辺に流れているのは、
より現代に則した「和」だと、思います。
無理に名付けると、「ネオ・モダン・ジャパニーズ」かな。
ルーツは大事にしつつ、21世紀の日本人に馴染むようなものに
できたら、いいなあ、と思っています。





それから、ここに住むようになってから、
自分の生活スタイルや仕事に対する姿勢も
見直すようになってきました。

本当に、自分にとって必要なことはなんなのか?
逆に、必要だと思っていたけれど、実はあまり必要がなかったり、
関係が変わって意味が変わってきたものはないのか?


本当に自分のしたいことを見つめた時、
それをするためには、自分の意思で変化を
選び取らないといけない、と。

周りに流されているのは、波風が立たず、楽かもしれない。
でも、手に入れたいことは手に入れられないかもしれない。

それが、たとえ、痛みを伴うようなものであったとしても、
変化しなければ、得られないとしたら…。

そして、時間は限られているから、
いつまでも、憧れているだけだったら、
ただ、夢見ているだけだったら、
たぶん、永遠に手に入れることは出来ないとも思います。

"Just do it !"

今は、そんな気分です。
2010/03/31 23:50:Copyright (C) くろーばーはうすのおはなし
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